朝、5時頃に目覚め、
誰もいないリビングに行き、窓を開ける。
雨上がりの朝は、海方面から新鮮な空気が流れ込み、空が普段より高く感じる。
梅雨の晴れ間は特段と気持ちがいい。
顔を洗って、我が家で一番眺めのいいダイニングテーブルに座る。
ブラックコーヒーを飲みながら、そのときにやりたいことをやる。
英語の勉強だったり、副業のWebデザインだったり。
今日は、このコラムを書いている。
そのときにやりたいこと、といったら聞こえがいいが、
集中しなければできないこと、後回しにしがちなことをやるようにしている。
一人の時間。
まだ日中の仕事のことが頭をよぎらない時間。
1時間近く自分の時間が取れると、余裕ある気持ちで娘たちを起こしにいける。
まるで「朝活」ベテランのように書いてきたが、この習慣はほんの半年前に始まったばかり。
英語学習の三日坊主を打破するために、英語コーチングを受け始めた。
勇気のいる自己投資だったので、どうしても勉強時間を捻出したくて、朝起きるようした。
その分、夜は早くに眠たくなるので、赴くままに寝た。
そうすると、明るくなり始める頃、アラームが鳴る前に起きられるようになった。
それまでは、朝起きるのが苦手だと感じていた。
お弁当を作り、娘たちを起こして、時間通りに送り出せるか、毎朝のプレッシャーだった。
アラームのスヌーズ機能を何度も使い、限界までベッドでゴロゴロしていた。
ホルモンバランスの悪さが重なった日は、家族の顔を見て「おはよう」を言えないこともあった。
半年経った近頃、主人に「朝、イライラしなくなったね」と言われた。
朝活のために早起きをしているつもりだったけど、
これは自分がご機嫌な1日をスタートするためのものだと気づいた。
自分が苦手と感じていることは思い込みなこともあるようだ。
習慣はいつでも変えられる。