【コラム -湘南days- 】人生の意味

宮崎駿監督の映画「君たちはどう生きるか」
吉野源三郎氏が1937年に著した同名小説とは無関係

映画も小説も、どちらも私はこれからだけど

連想から、フランクルという精神科医で心理療法士の
こんな言葉を思い出した

どんな時にも人生には意味がある。
未来で待っている人や何かがあり、
そのために今すべきことが必ずある。

フランクルは人生を意味で満たす
「3つの価値」を提唱しています
創造価値
体験価値
態度価値

キャリアや仕事に当てはめて考えてみると
自分の人生に意味が見えてくる

好きなことや得意なことに
能動的に取り組むことで提供できるのが
創造価値

時には受け身であったとしても
好奇心をもって応じることで得られるのが
体験価値

不本意であったり、運がなかったりする状況でさえ
受け入れて誠実に向き合うことで未来を生み出すのが
態度価値

自分の人生にどんな態度で向き合ってきたか
逃げ出した時もある
フリーズしたこともある
忘れたい過ちだってある

まだ、人生は続く
向き合う態度を変えれば、人生は変わるのかもしれない

あらためて、フランクルの言葉

どんな時にも人生には意味がある。
未来で待っている人や何かがあり、
そのために今すべきことが必ずある。

秋の夜長に『夜と霧』でも読んでみようかな

この記事を書いた人

宮城県出身。妻と高校生の娘、柴犬1匹と鎌倉に暮らすキャリア・コンサルタント。ライト・キャリア・ガーデン代表。本業は大学職員。

大学卒業後、CATV放送局で地域情報番組の制作に5年間従事。その後、大学事務局へ転職。配属された部署で就職支援業務に携わったのをきっかけにキャリア支援のシゴトにはまる。50歳を迎える頃、それまでの生活で「やりがい」「働きがい」を職場に依存した人生だったことに気づく。現在はプライベートな時間をつかって、ライフ・キャリアデザインを支援する仕組みづくり、場づくりを目指して地域でパラレルキャリアを実践中。

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