【コラム -湘南days- 】湘南でのハイキャリアとは。

「湘南ハイキャリア転職」なんて言葉を我々のWebサイト内でも使うようになりました。
違和感を感じた方もいるかも??と思い、ここに記します。

湘南ハイキャリアとは・・・

誰もが知る一流企業で高い給料を得ることではなく、「それぞれが描く人生に沿った、自分だけの働く道」です。
大好きな湘南の地に住まう人たちにとって大切な、優先すべき幸せの尺度があります。
その尺度と働く道が一つに重なったら、きっとそれがその人にとってのハイキャリアだと思います。

「湘南での暮らし」と「キャリアアップ」の両方を諦めない転職、
「時間と場所にとらわれない働き方」へのキャリア形成など、
それぞれのゴールに向けてチャレンジする人たちを
湘南WorK.は心から応援し、生涯キャリアをサポートします。

ただ、この言葉に至るまでは喧々諤々スタッフ内で議論を繰り返した次第です。
「ハイキャリア?何を持って高いのか低いのか、、」
「そもそもキャリアに高いも低いもないよね」
「湘南WorK.らしくないのでは??」

などなど、、最終的に殴り合いにならなくてよかったと感じるくらい(僕以外はみんな大人なナイスガイなので絶対ならない)話し合いを重ねました。まぁ、言葉のチョイス一つとっても難しいですよね。
でもそれだけ真剣にこのサービスのことを、湘南WorK.のことを考えてくれているとビシビシ伝わったので、嬉しい気持ちにもなりました。

そうなのです。全ては「湘南WorK.らしさ」を突き詰めたい。

平坦よりも尖るものを。
誤解を恐れず言えば、全員に好かれなくてもよくて、伝わる人に、伝えるべき人に届けばいいと思っています。

スタートして8年。
思えば常に変化しながら「らしさ」を追い求めてきました。対峙する求職者の想い、企業側の声、そして生活様式の大きな変化を全身で受け止めながら、湘南で暮らしているワーカーのために僕たちができることは何なのか?を考え、カタチにしてきたつもりです。

湘南でチルく(ゆるくって意味だと最近知って使ってマス)働きたい。
海を見ながら自分のペースで働きたい。
その気持ちも心から理解できます。

でも、僕らがやりたいこと。
それは、有限な人生の中で「人それぞれのゴールに向けて、いつ誰と何をして、何を得るか」を明確にする伴走がしたいのです。

湘南WorK.に共感してくれる人たちの多くは「時間と場所にとらわれず働くこと」を叶えたいという想いを持っています。
でも残念ながらそのゴールには一段跳びでは辿り着かないし、中途半端に手ぶらで飛び込むと痛い目に遭うことも多々有り。(これは身を持って体験しています)

ぼんやりと「こうなりたい」という漠然としたイメージはあるけど、常にモヤがかかって明確ではないし、結局一人では前へ進めずに自分の気持ちにフタをしてしまっている人たちが大半です。
湘南WorK.として、そんな何千人という求職者たちと対峙してたどり着いた「今」思うこと。

全ては「それぞれの山(ゴール)へ登る武器や、経由地を一緒に探す」伴走をすること。

それが湘南WorK.のサービスであり、僕らがやるべきことだと感じています。

と、ここまでつらつら書きながら、また適した言葉が見つかったら変化するかもしれません。
根本にある「らしさ」を守るために必要な変化は必然だから、湘南WorK.らしくあるために変化したい、と常に思っています。

今年も暑い夏が始まりますね。

この記事を書いた人

湘南WorK. 代表

湘南鵠沼育ち、現在は辻堂在住(辻堂海浜公園の近く)。
長く東京へ通勤するスタイルでサラリーマンを経験。大手スポーツ関連サービス企業にて、事業戦略を中心に異業種とのアライアンススキーム構築を重ねるものの「通勤電車って時間の無駄だよな」という想いがある日爆発し、35歳で独立。幼い頃から「自分のスタイルを持った湘南の大人たち」に触れて育った影響か、自分自身で人生をグリップするしなやかな生き方・働き方を模索し始め「湘南WorK.」を立ち上げる。相談者が大切にしていることを引き出しながら、妥協のないお仕事探しに伴走するキャリアコンサルタント。
今感じる1番の幸せは、幼い我が子と海を散歩することであると同時に、反抗期を何よりも恐れているこの頃。

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