【コラム -湘南days- 】冬の湘南が、いちばん好きかもしれない

「寒波到来」のニュースとともに、各地の雪景色が映し出されるこの季節。
でも、今日の湘南は、まぶしいくらいの快晴です。

湘南といえば、やっぱり”夏”のイメージが強いかもしれません。
けれど私は、「冬こそ湘南で暮らす良さ」がたくさんあると感じています。

私の冬のリラックス方法。

ひとつは、静かな海を眺めながら過ごすひとときです。
海へ出かけると、夏よりもずっと空気が澄んでいて、遠くまで見渡せます。
茅ヶ崎からは、西に伊豆半島や伊豆大島、東には三浦半島の先まで、くっきりと肉眼で見えるほど。
冬のビーチは人も少なくて静かで、ただ波音と空の広さに身をゆだねてぼーっと過ごす時間が、とても心地いい。
気持ちがざわついたときや、考えごとをしたいとき、私はよく海に足を運びます。
澄んだ空気の中で深呼吸すると、不思議と頭がすっきりして、「また頑張ろう」と思えるのです。

もうひとつは、ヨガ。
通年で続けている習慣ですが、特に冬は寒さで身体が縮こまりがちなので、意識的にやるようにしています。
昨夜は仕事終わりに、「呼吸&フローヨガ」というプログラムに参加しました。
前半はただ、ゆっくりと深く呼吸をする時間。
それだけなのに、だんだんと体の芯から温まり、指先までぽかぽかと。
終わる頃には、目の奥から頭の先までスッキリして、心もリセットされたような感覚がありました。

年末に向けて、何かと気忙しくなるこの時期。
やることに追われがちな毎日だからこそ、海でぼーっとすることも、ただ呼吸に集中する時間も、どちらも私にとっては大切な「整う習慣」です。

湘南での暮らしには、季節ごとの楽しみがあります。
でも、“冬”という静かな季節こそ、この土地の本当の豊かさが見えてくる気がしています。
「自然がある」「コミュニティがある」―それが「生活の中にある」という感覚。
そんな日常を大切にしたい人にこそ、湘南はぴったりの場所です。

この記事を書いた人

香川県出身、現在は茅ヶ崎在住。工学博士。
日本IBM株式会社にてITエンジニアとしてキャリアをスタートし、その後、配偶者の海外赴任に伴い、シンガポールで5年間生活。現地では仲間とともに起業し、意思決定を伴う実行の楽しさと手応えを経験しました。

2017年、茅ヶ崎にて英語教室「そらうみKIDZ」を開室。現在も子どもたちと向き合う日々を送っています。

その傍ら、複数の企業にてデジタルマーケティングを支援。SEO対策、各種コンテンツ制作、Webデザインおよび構築に強みを持っています。
特にWeb制作においては、自身の事業経験を活かし、「企業の事業内容や強みの整理から始めるアプローチ」が好評をいただいています。

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