今年もあと少し。
あなたにとって、2024年はどんな一年でしたか?
最近、あるウェビナーでこんな言葉に出会い、ハッとしました。
「その仕事、あなただからできる価値を提供できていますか?」
これは、湘南WorK.に相談された方の実体験です。
彼女は、湘南エリアへの移住を考えていました。仕事も暮らしも未知の部分がたくさん。まずは、週末に湘南に行き、どんな家があるのか見てみることにしました。
オンラインで気になる物件を何件か選び、一括問い合わせ。2社の不動産エージェントと内見の予定を立てました。
1社目では、駅まで徒歩10分、海まで徒歩20分の素敵なアパートを紹介してもらいました。
穏やかな住宅街と海風を感じながら、少しずつ「湘南で暮らす」というイメージが湧き、心が動き始めたのを感じたそうです。
2社目では、湘南エリアを熟知したエージェントさんが案内してくれました。
物件情報だけではなく、地元で人気のラーメン屋やスイーツの店、新鮮な魚が並ぶお魚屋さん、さらに彼女の趣味であるヨガを楽しめるスタジオの情報まで教えてくれました。
そのスタジオでは地元の住民や移住者が通っており、新しい友人を作るきっかけになりそうな場所。そんな話を聞きながら、彼女は湘南での暮らしを具体的に思い描けるようになったそうです。
その日、数件の内見を終え湘南を後にしました。
後日、移住を決めた彼女は、どちらのエージェントに再び連絡を取ったでしょうか?
答えは明白です。
2社目のエージェントによる地域特化の情報と顧客目線での提案が、「その人にしかできない価値」として心に響いたのです。
これは、日々の仕事で意識できることだと思います。
たとえば、
- お客様への提案時に、過去の体験や独自のアイデアをプラスすること
- 社内のチームメンバーが「もっと楽になる」と思う仕組みを先回りして作ること
- オンライン会議が多いチームで、少し息抜きになるようなアイスブレイクを考えること
こうした「+α」が、仕事の成果や周囲の信頼を大きく変えるのではないでしょうか。
私自身、今携わっているチームで多くのことを与えてもらっていると感じます。基本的にはリモートワークですが、丸の内のオフィスに行くたびに「チームメンバーに会えるワクワク感」があります。
それは普段のリモート環境で、気持ちよく働ける仕組みや、ユーモアのあるコミュニケーションをチームが大切にしてくれているからだと思います。
2025年は、どんな小さな仕事でも「私だからできる価値」を意識して取り組もうと思います。
あなたもぜひ、2025年を価値ある一年にしてみませんか?