【コラム -湘南days- 】続ける、ということ。

12月22日は冬至。
私は毎年恒例ある神社へ行く日と決めていて、今年一年、そして来年へ向けて思いを馳せる時間としています。

よくなかったことの終わりと、よいことの始まりを祈念して。
この日は物事の節目として、新たな切り替わりのタイミングです。

ふと「節目」を考えてみる。

何を持って節目とするのか。
暦として定められたものはあるけど、自分自身が決める節目もあるのだと。
少ない人生経験からそう実感します。

続けてきたことを終わらせる節目。
新しきことへ変化させていく節目。

自分自身でその節目を決めるのはとても難しいことです。
まわりの環境に影響を受けることも、半ば強制的に節目を迫られることもあります。

でもその先の未来を考えると、この節目は簡単に決めてはいけない気もします。

やり切ること。
全力で向き合う期間を継続すること。

そうしなければ結論は出ないし、
そうしなければ未来の自分に後悔が残ってしまうと思うから。

「続ける」って、そういうプロセスの延長なのだと思います。
そうして続けてみなければ、たどり着かない景色があることも。

大勢の求職者と対峙してみて、また自分自身の経験も重ね、そう感じます。

石の上にも三年的な古くさいこと言ってんじゃねーよ、と飲み屋のカウンターで若者相手に話してはいけない筋の話なのは百も承知ですが、やっぱりオジサンはそう思うのです。

「本気で向き合えたか?」
「本気で楽しんでいたか?」
「これからも続けていきたいのか?」

今の仕事を続けることも、転職活動を最後までやり切ることも、
「興味のある方向が変わったからやっぱりこっちへ」ではなく、その節目をつくる前にやり切るべきことがあると、そう思います。

一年を振り返った時に、悔いを残さないように。
未来へ向けて、よりよい方向を定められるように。
自戒を込めて。

湘南も冬本番。空気が澄んで海がとてもきれいです。
2023年も大勢の出会いがあり、大切なご縁をいただきました。
2024年はその出会いをカタチにしていく年。

その先の未来を信じて、日々を大切にやり切ること。継続すること。
我々、湘南WorK.はさらなる進化を目指して進んでいきます。

2023年もたくさんの応援をいただきました。
湘南WorK.を大切に思ってもらえる方々に心より御礼申し上げます。 

皆様の新年が、よりよい一年になりますように。

湘南WorK.代表 小室 慶介

この記事を書いた人

湘南WorK. 代表

湘南鵠沼育ち、現在は辻堂在住(辻堂海浜公園の近く)。
長く東京へ通勤するスタイルでサラリーマンを経験。大手スポーツ関連サービス企業にて、事業戦略を中心に異業種とのアライアンススキーム構築を重ねるものの「通勤電車って時間の無駄だよな」という想いがある日爆発し、35歳で独立。幼い頃から「自分のスタイルを持った湘南の大人たち」に触れて育った影響か、自分自身で人生をグリップするしなやかな生き方・働き方を模索し始め「湘南WorK.」を立ち上げる。相談者が大切にしていることを引き出しながら、妥協のないお仕事探しに伴走するキャリアコンサルタント。
今感じる1番の幸せは、幼い我が子と海を散歩することであると同時に、反抗期を何よりも恐れているこの頃。

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